電力コンサルティング
電子ブレーカー導入サービス
「電子ブレーカー」の導入により、マンション共用部、工場、店舗などで使われている低圧電力(200V)の基本料金を、大幅に削減することができます。
また、以下の場合は特に、電気料金を減らせる可能性があります。
- 契約電力が比較的大きく(10kw以上)、電気料金の中で基本料金の割合が大きいる場合
- 機械が複数あるけれど同時に稼動しないものがある場合
- 契約電力が限界で、変電設備(キュービクル)の設置を検討している場合
『負荷設備契約』『主開閉器契約』とは?
契約には「負荷設備契約」と「主開閉器契約」の2種類があります。
「負荷設備契約」は、モーターなどの設備容量の総合計(kw)を契約容量として、機械の稼動状況、使用電力などに関係なく設備容量の最大値になります。
ほとんどのマンション・工場はこの負荷設備契約をしています。
「主開閉器契約」は、設備容量にかかわらず実際に機械が稼動している電流の値を元にして、ブレーカーの大きさで契約容量を決定します。
電気の料金体系について
- 電気料金は、主に毎月固定の基本料金と、毎月の電力使用量に応じる使用料金で構成されています。
- 従量電灯は使用料単価が割高であるのに対し、低圧電力は「基本料金単価が割高」になっています。
- 低圧電力の基本料金は、「基本料金単価」×「契約容量(kw)」で決定するため、契約容量の引き下げが基本料金の削減につながります。
※基本料金単価:関西電力 1058.4円(1kwあたり/平成27年6月1日現在)
『一般的なブレーカー』と『電子ブレーカー』の違い
「一般的なブレーカー」は、熱伝導式ブレーカーというもので許容範囲以上に電流が流れるときに、電流を遮断し、設備や配線などを保護する機能をもっています。
そして、JIS規格によって定められている基準によって過電流発生熱で電流を遮断します。
「電子ブレーカー」は、ブレーカーの動作をコンピューターが制御し、 JIS規格の許容範囲最大まで使用できるようあらかじめプログラムされています。
つまり、契約容量を超えても、一定時間の電流値の平均値が契約容量に収まっていればブレーカーが落ちません。
よって、「電子ブレーカー」は、より小さなブレーカー容量で電力会社とブレーカー契約を結ぶことが可能になります。
コスト削減例
電子ブレーカーを導入したコスト削減の実例をご紹介いたします。削減の%は基本料金の削減率です。
電子ブレーカー導入の流れ
電子ブレーカーの導入にあたっては、弊社では調査代は無料で行っております。
また、契約電力の変更につきましては、電気供給約款に基づいて行いますので電子ブレーカーの設置後、電力会社が確認に来てから契約変更が行われます。